Column Detail 「買取のはずが仲介手数料?」その後、姫路の空き家が“広告前に成約”した話
2026/09/24

先日、完成したばかりの大和工業アリーナ姫路のオープニングイベントに行ってきました。
姫路にこの規模の施設が出来る事で、大きな大会やイベントを誘致できるメリットも大きいでしょうね!
バレーボールSVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路の新本拠地にもなるという事で、観客も増えるでしょうね!
また26日・27日と姫路市出身の竹中雄大さんがボーカルを務めるロックバンド・Novelbrightによるこけら落とし公演も開催されるので、まだまだ完成ムードは続きますね!
さて本日は以前、当社のブログで、
「親が所有している姫路市内の空き家と土地を、不動産会社に『買取』してもらうために依頼したところ、話が進むうちに、その不動産会社のグループ会社が仲介会社として入ることになり、仲介手数料が必要と言われた」
というご相談をご紹介しました。
その後、この不動産売却には続きがありましたのでご紹介します。
結論からいうと
今回のケースでは、いったん前の不動産会社との話を白紙にした後、当社が改めて査定。
その結果、
●「買取」ではなく「仲介」での売却を提案
●建物の状態を考慮し、解体費用・残置物撤去費用なども算出
●売主様の希望金額と市場性をすり合わせて販売価格を決定
●一般公開する前に購入希望者へ情報を紹介
●広告開始前に買付証明書を受領
●そのまま売買契約へ
という流れで、比較的短期間で売却することができました。
さらに、以前提示されていた買取価格と比較しても、解体費用や残置物撤去費用を考慮したうえで、より高い金額での売却につながりました。
「買取」と「仲介」はどう違う?
そもそも不動産売却には、大きく分けて「買取」と「仲介」という方法があります。
買取
不動産会社などが買主となり、売主から直接不動産を購入する方法です。
一般的には、
●買主を探すための販売活動が不要
●売却までの期間を短くしやすい
●仲介による売買ではないため、通常の「仲介手数料」は発生しない
といった特徴があります。
一方、不動産会社は購入後の販売や解体、リフォームなどの費用や売却リスクを負うため、買取価格が市場での仲介価格より低くなるケースもあります。
仲介
不動産会社が売主と買主の間に入り、買主を探して売却する方法です。
この場合、仲介によって売買契約が成立すると、媒介契約の内容に基づいて仲介手数料が発生します。
仲介手数料には法律上の上限が定められており、依頼する際に報酬について確認しておくことが大切です。
つまり、
「早く売りたいから買取」
「少しでも高く売りたいから仲介」
と単純に決めるのではなく、物件の状態や立地、需要、売主様の希望などを踏まえて選ぶことが重要です。
今回は「仲介でも十分売れる」と判断
今回ご相談いただいた不動産について、当社が現地や周辺の状況を確認したところ、
「この物件であれば、買取ではなく仲介で購入希望者を探しても十分に売却できる可能性がある」
と判断しました。
ただし、建物については中古住宅としてそのまま販売するには難しい状態でした。
そこで、
●土地としての市場性
●建物の状態
●解体費用
●残置物の撤去費用
●売主様の希望金額
●周辺の販売状況
などを総合的に考え、売却価格を設定しました。
単に「査定額はいくらです」という話ではなく、実際に売却した場合に売主様の手元にどれくらい残るのかまで考えることが大切です。
一般公開する前に、購入希望者へ情報提供
今回、当社ではいきなりインターネットなどで一般公開するのではなく、まず当社のお客様や、土地を探されている住宅会社様などに物件情報を共有しました。
すると、販売開始前にもかかわらず購入希望者から反応があり、買付証明書をいただくことができました。
その後、条件を調整し、無事に売買契約へ。
広告を開始する前に買主様が決まるという結果になりました。
もちろん、すべての不動産が同じように売れるわけではありません。
しかし、物件によっては、一般公開する前に「この土地を探している」という購入希望者や住宅会社とのマッチングができることがあります。
結果として、売主様にも喜んでいただけました
今回の売却では、以前に提示されていた買取価格を基準に考えても、解体費用や残置物撤去費用などを考慮したうえで、さらに高い金額で売却することができました。
しかも、長期間広告を続けることなく、早期に契約まで進めることができました。
売主様だけでなく、ご相談に来られたご親族の方にも喜んでいただき、ありがたいことに、その後、別の不動産についてもご相談をいただくことになりました。
不動産売却は「買取か仲介か」だけではありません
今回の事例から、私たちが改めて感じたのは、
「売主様にとって、どの売却方法が一番合っているのかを考えること」
の大切さです。
買取が適している不動産もあれば、仲介によってより良い条件で売却できる可能性がある不動産もあります。
特に、
●親から相続した空き家
●長期間使っていない実家
●古い建物が建っている土地
●解体や残置物撤去が必要な不動産
●遠方に住んでいて管理できない空き家
などは、「とりあえず買取にしよう」と決める前に、一度、複数の売却方法を検討してみることをおすすめします。
誠心不動産では、査定額だけをお伝えするのではなく、**「どうすれば売主様にとって納得できる売却になるのか」**を一緒に考えています。
「売るかどうかまだ決めていない」
「買取と仲介のどちらがいいのかわからない」
「親の空き家をどうすればいいかわからない」
そんな段階でも構いません。
不動産の売却について気になることがあれば、お気軽に誠心不動産へご相談ください。
誠心誠意、お客様の大切な不動産と向き合います。




