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不動産売却を成功させる
ポイントとは
不動産の売買は、人生においても特に大きなお金が動く機会です。誰もが失敗しないよう気を付けて情報収集や相談をしているかと思いますが、多くの方にとって不動産売買は何度も行なうようなことではないため、慣れることはほとんどありません。
こちらでは、大切な不動産の売却で成功するための考え方や不動産会社の選び方をご紹介しています。これから不動産売買をお考えの方は、ぜひご参考にしてください。
不動産売却時の大切なポイント
地域の不動産の相場を調べる
不動産は必ず土地とセットになっており、土地(エリア)は不動産物件を探す際の必須条件のひとつです。そして知っておくべきなのが、エリアごとに売れる価格帯がほぼ決まっていること。そのため、相場からあまりにもズレた価格設定をしてしまうと、売れ残る可能性が高くなってしまうのです。
不動産はまったく同じものが存在しないだけに評価が完全に安定するものではありませんが、地域の不動産の相場を調べておくことで所有している不動産の価値も見えやすくなります。
価格の基本を把握しておく
不動産にまったく同じものはなく、たとえ同じマンションでも階数や間取りなどによって価格は変わります。こうした価格に関わる条件を把握しておくことで、所有している不動産の価値を見極めやすくなります。
また、たとえば新生活が始まる直前の3月など、季節によって不動産市場の取引相場が変わることもあります。
こうしたさまざまな条件を念頭に入れたうえで、売主様と買主様がお互いの希望をすり合わせて調整し、合意することで価格が決定するのです。まずは、できるだけ多くの情報を収集し、さらに相手としっかり交渉を重ねることが重要です。
自宅の良い点・悪い点を把握しておく
ほとんどの売主様は、自分の不動産をどうしても高く見積もってしまう傾向があります。そのため、売却する際にまずは不動産を客観的に見る意識を持つことが大切です。不動産をよく見て、良い点・悪い点を箇条書きにしてみましょう。
土地の利便性・間取り・広さ・築年数・設備……。具体的に項目を挙げていくと、より客観的に評価できるかもしれません。良い点は強くアピールし、悪い点は改善方法を考えておきましょう。
お客様からの関心度と販売期間
不動産市況がどんな状況であっても、販売期間が長期に渡ってしまえば、エンドユーザーからは「この物件はかなり前から掲載されている」や「売れ残り物件」と判断されてしまいます。
販売期間が経過するとともに「成約できる可能性がある価格」が下がってしまう恐れがあります。この時期に売却成功へと導くのは「スピード」です。
不動産会社の選び方
こちらでは、大切な不動産の売却で失敗しないための不動産会社の選び方をご紹介しています。これから不動産売買をお考えの方は、ぜひご参考にしてください。
査定額の根拠を説明できる
別々の不動産会社に査定を依頼した場合、まったく同じ金額が出ることはほとんどありません。しかし、実は査定額を割り出すために使用している情報は「REINS(レインズ)」という共通のデータベースを使用しているのです。
ここで生じる価格の差こそが、不動産会社ごとの考え方の違いになります。査定額を出してもらったら、担当者に査定額の根拠を詳しく聞き出してみましょう。契約を取るためだけに根拠なく高額査定を出している担当者では、詳しい根拠は説明できません。
顧客を理解し寄り添ってくれる
不動産会社にとっては顧客のひとりかもしれませんが、不動産を売却する方にとっては人生でも非常に大きな取引です。担当者の発言や提案などを聞いて、ちゃんと顧客の立場を考えて寄り添ってくれているのか、物件の資産価値や将来のことまで考えて提案してくれるのかを見極めましょう。
不動産会社ごとに考え方や重視するポイントは異なりますので、不動産会社のホームページなどを確認しておくこともおすすめです。
得意分野は何なのか確認する
不動産会社には、どこにもそれぞれ得て不得手があります。例えば一戸建ての売却に強い会社や賃貸物件を数多く取り扱っている会社など、さまざまな特徴があります。
まずは不動産会社のホームページを確認して、何を得意としているのか調べてみましょう。また、これまでの売却実績などが掲載されているのであれば、どんな物件の売却経験が多いのか確認しておきましょう。
担当者としっかり話をする
不動産会社は、売却するための大切なパートナーです。担当者が信頼できる人物なのかどうか、まずは会って確かめましょう。
- 査定しにきた社員に「宅地建物取引主任者」がいること
- 素人にもわかりやすく説明をしてくれること
- こちらの要望や疑問などをしっかり聞いて答えてくれること
このようなポイントをチェックして、パートナーとして信頼できると感じられる不動産会社を選びましょう。
こんなポイントからもチェックしてみよう
担当者の経験やスキル
不動産売却を行なう際の販売戦略や広告活動などは、会社そのものではなくほとんど担当者に一任されています。そのため、販売がスムーズにできるかどうかは担当者の力量にかかっていると言っても過言ではないのです。
名刺を受け取った際に内容をチェックして、役職がついていたり「宅地建物取引士」を持っていたりすれば、売却の経験が豊富だと考えていいでしょう。
似ている物件の売却実績があるか
不動産は、種別や広さなどによってターゲットがまったく変わります。マンションなのか、一戸建てなのか、土地なのか……。まずは自分が売却しようとしている物件に類似した物件の売却実績があるかどうかを確認してみましょう。
担当者はもちろん、会社自体が類似物件を取り扱った実績がない場合、その不動産会社は避けておいたほうがいいでしょう。
売却活動の内容を教えてもらおう
不動産物件の売却活動は、基本的に不動産会社に任せることになります。チラシ折り込みなのか、インターネットなのか、オープンハウスなのか……。実際にどんな方法で売却活動を行なうのか確認してみましょう。
どのような戦略を立てて、どのように売却活動を行なっていくつもりなのか。詳しく説明できる担当者なら安心です。