Column Detail 「家を売っても、住み続けたい」姫路市御立中で実現したリースバックの事例
2026/09/07

昨日、中央競馬で驚くようなニュースがありました。
中山競馬場の「3歳未勝利」第7レースで、3連単の払戻金がなんと5,294万8,520円。
JRA歴代2位となる高額配当だったそうです。
場内に払戻金が表示されると、競馬場は騒然となったとのこと。
競馬をしない私にとっては、まず「そんな大金が本当に当たるんだ」と驚きます。
夢のある話である一方で、正直、少し怖さも感じます。
大きなお金を手にしたとき、自分の生活や考え方はどう変わるのだろう。
そんなことを考えてしまうから、私は競馬ができないのかもしれません。
さて本日は、
不動産を売却した後も、今の家に住み続けたい。
そんな場合の選択肢の一つが「リースバック」です。
今回は、姫路市御立中で実際にご相談いただいた一戸建ての売却事例をご紹介します。
きっかけは「住宅ローンの返済が難しい」というご相談
ご相談者様は、現在お住まいの一戸建てについて売却査定をご依頼されました。
ご主人様が病気になられ、お仕事ができない状況が続いており、住宅ローンの返済に加えて生活費や治療費などの負担も重なっていました。
多少の借入もあり、
「家を売却して返済や当面の生活資金を確保したい」
というのがご相談のきっかけでした。
そこで当社担当者は、まず現在の状況や今後の生活について丁寧にお話を伺いました。
「高く売る」だけが最善とは限らない
不動産を売却するのであれば、一般的には仲介によってできるだけ高く売却する方法が考えられます。
しかし、仲介の場合は「いつ売れるか分からない」という問題があります。
今回のご相談では、売却後の住まいについても考える必要がありました。
そこで担当者がお客様の状況を踏まえて検討した結果、**「売却した後も現在の家に住み続けられる方法はないか」**という方向で選択肢を探すことになりました。
購入希望のオーナー様とのご縁からリースバックへ
ちょうど当社には、収益物件を探されているオーナー様とのご縁がありました。
事情をお伝えしたところ、そのオーナー様がご相談者様のご自宅を購入し、売却後もご相談者様が賃料を支払いながら住み続ける「リースバック」という方法をご理解くださいました。
結果として、
「不動産を売却して資金を確保する」
「住み慣れた自宅にそのまま住み続ける」
という二つの希望を両立することができました。
これは、リースバックありきで進めたのではなく、お客様の事情を担当者が丁寧にヒアリングし、その方にとって何が最善なのかを考えた結果、リースバックという選択肢にたどり着いた事例です。
誠心不動産が「貸主」になるリースバックではありません
ここで、誤解のないようにお伝えしておきます。
誠心不動産が物件を購入し、そのまま貸主となるリースバック事業を行っているわけではありません。
今回のように、当社が日頃からお付き合いしている収益物件をお求めのオーナー様が購入される場合には、条件が合えばリースバックという形を検討できるケースがあります。
そのため、すべての不動産でリースバックができるわけではありません。
物件の価格や立地、購入希望者の条件、売主様の希望などを総合的に考える必要があります。
2026年10月からリースバックのルールにも変化
なお、2026年10月1日から、国土交通省が策定した「住宅のリースバック取引における宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方」が施行されます。
リースバックは「売却しても住み続けられる」というメリットがある一方、売却後は所有者ではなく賃借人になるため、売却価格だけでなく、賃料、契約期間、更新、契約解除、修繕費の負担、将来的に第三者へ売却される可能性など、契約内容を十分に確認することが重要です。
国土交通省のガイドラインでも、こうした事項について適切な説明・告知を行うことが求められています。
つまり、リースバックを検討する際には「いくらで売れるか」だけではなく、「売った後にどのような条件で住み続けるのか」まで確認することが大切です。
不動産売却には、それぞれの事情があります
不動産を売却する理由は、人によってまったく違います。
住宅ローン、相続、離婚、住み替え、空き家、資金需要など、同じ「売却」という相談でも、必要な対応は異なります。
今回の御立中の事例も、単純に「高く売ること」だけを考えればよいご相談ではありませんでした。
お客様がなぜ売却を考えているのか。
売却した後、どのような生活を希望されているのか。
そこまで丁寧にお話を伺うことで、仲介による売却だけではなく、買取やリースバックなど、別の選択肢が見えてくることがあります。
誠心不動産では、まずお客様のお話をしっかり伺ったうえで、その方に合った売却方法を一緒に考えていきます。
「売却したいけれど、今の家を離れるのは難しい」
そんな方も、まずは一度ご相談ください。




