Column Detail その空き家、本当に「資産」ですか?負動産になる前に考えたいこと
2026/07/16

冷凍食品大手『ニチレイ』がサイバー攻撃を受けたことでシステム障害の影響が深刻ですね!
『ニチレイ』の売上の半分近くを占めているのが「低温物流事業」だそうで、物流がストップしたことで、スーパーや外食、給食などの事業に商品が発送できないそうです。
昨年のアサヒビールのサイバー攻撃の例もあり、企業のセキュリティ強化は重要な課題ですね!
生活に影響が出るだけに1日でも早い復旧を願うばかりです。
近年、テレビや新聞などでも「空き家問題」という言葉を耳にする機会が増えました。
姫路市内でも、相続によって実家を受け継いだものの、そのまま空き家になっているケースは決して珍しくありません。
「いつか使うかもしれない」
「思い出があるから手放せない」
「何から始めればいいか分からない」
そんな理由で所有し続けている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、空き家を所有し続けること自体が悪いわけではありません。
しかし、適切な管理ができていない空き家は、時間の経過とともに大切な資産から『負動産』へ変わってしまう可能性があります。
今回は、空き家を所有している方が知っておきたいリスクと、今後の選択肢についてご紹介します。
空き家は放置するほどリスクが大きくなる
建物は人が住まなくなると、驚くほど早く傷んでいきます。
換気されなくなることで湿気がこもり、
●カビの発生
●シロアリ被害
●雨漏り
●外壁の劣化
●屋根材の破損
●給排水設備の故障
などが進行してしまいます。
また、庭木や雑草が伸び放題になれば景観を損ねるだけでなく、防犯上の問題や害虫・害獣の発生原因になることもあります。
「特定空家」に指定される可能性も
平成27年に全面施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法(空家法)」により、管理状態の悪い空き家は自治体から「特定空家等」に指定される場合があります。
例えば、
●建物が倒壊する危険がある
●屋根や外壁が落下する恐れがある
●衛生上有害となる恐れがある
●景観を著しく損ねている
●周辺住民へ悪影響を与えている
といった状態になると、自治体から助言・指導・勧告・命令などの対象となる可能性があります。
さらに、勧告を受けた場合には、住宅用地に適用されている固定資産税の軽減措置が解除されるケースもあり、税負担が増える可能性があります。
「まだ大丈夫」と思っていても、年月の経過とともに状況は変わっていきます。
台風・地震など自然災害による責任も
近年は大型台風や集中豪雨、地震など自然災害が増えています。
老朽化した空き家では、
●屋根瓦が飛散する
●外壁が剥がれ落ちる
●雨どいが落下する
●ブロック塀が倒壊する
といった事故が起こる可能性があります。
もし、その結果として
●隣家の屋根や車を破損させた
●通行人にケガを負わせた
という場合には、所有者が損害賠償責任を負う可能性があります。
「誰も住んでいない家だから関係ない」
ということではなく、所有している以上、管理責任は続きます。
売却時にも注意したい「契約不適合責任」
「空き家だから売ってしまえば終わり」
実は、そうとも言い切れません。
建物付きで売却した後に、
●雨漏り
●シロアリ被害
●建物の構造上の欠陥
●給排水設備の不具合
など、契約内容に適合しない不具合(契約不適合)が見つかった場合、売主が契約不適合責任を負う可能性があります。
その結果、
●修補(修繕)
●代金減額
●損害賠償
●契約解除
などを請求されるケースもあります。
だからこそ、空き家を売却する際は、建物の状態をしっかり把握し、状況に応じた売却方法を検討することが大切です。
経験豊富な不動産会社へ相談することで、こうしたリスクを踏まえたご提案が可能になります。
管理を続けるという選択もあります
ここまで読むと、
「売却しないといけないの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
決してそんなことはありません。
空き家には、
●将来的に住む予定がある
●子どもが戻ってくる予定がある
●定期的に利用している
●賃貸として活用を考えている
など、それぞれ事情があります。
その場合は、
●定期的な換気
●草木の手入れ
●建物の点検
●火災保険の見直し
●必要に応じた修繕
など、適切に管理を続けることで、大切な資産として維持していくことも十分可能です。
つまり、「管理する」という選択肢も立派な答えの一つなのです。
「管理」と「売却」、どちらがご自身に合っているか考えてみませんか?
空き家には、それぞれ異なる事情があります。
●遠方に住んでいて管理が難しい
●相続したばかりでどうすればいいか分からない
●管理費や固定資産税が負担になっている
●将来的に利用予定がない
このような状況であれば、一度売却という選択肢も検討してみる価値があります。
早めに動くことで、
●建物の価値が残っているうちに売却できる可能性
●修繕費が大きくなる前に手放せる可能性
●特定空家への指定リスクを避けられる可能性
など、多くのメリットが期待できます。
空き家のことは誠心不動産へお気軽にご相談ください
空き家は、放置すると様々なリスクが生じる一方で、適切に管理すれば大切な資産として活用し続けることもできます。
大切なのは、「今の状況に合った選択」をすることです。
誠心不動産では、
●空き家をこのまま管理した方が良いのか
●売却した方が良いのか
●リフォームや活用方法はあるのか
など、お客様一人ひとりの状況に合わせてご提案しております。
「まだ売ると決めていない」という段階でも構いません。
まずは現状を知ることから始めてみませんか?
姫路市を中心に地域密着で営業してきた誠心不動産が、お客様の大切な資産を守るためのお手伝いをさせていただきます。
お気軽にご相談ください。




