Column Detail 共用部の漏水トラブルに迅速対応|当社管理マンションでの修繕事例をご紹介
2026/05/25

賃貸経営において、建物のトラブル対応は入居者様の安心だけでなく、オーナー様の資産価値維持にも直結する重要な業務です。
今回は、当社管理マンションにおいて発生した「共用部分の給水管漏水」への対応事例をご紹介いたします。
目に見えない地中配管での漏水という発見が難しいケースでしたが、継続的なデータ確認と現地調査を重ね、原因特定から修繕まで迅速に対応いたしました。
水道料金の異常上昇から調査を開始
今回の発端は、マンション全体の水道料金の上昇でした。
当時、当社管理マンションでは大規模修繕工事が行われており、工事期間中は通常より水道使用量が増加することが想定されていました。
しかし、工事終了後も水道料金が想定より高い状態が続いていたため、「建物内で漏水が発生している可能性がある」と判断し、詳細な調査を開始しました。
まずは建物内外の目視点検を実施しましたが、共用部・専有部ともに明らかな漏水箇所は確認できず、入居者様からの漏水報告もありませんでした。
わずかな違和感を見逃さず原因を特定
その後、受水槽から親メーターまでのルートを重点的に確認したところ、周囲が乾燥している中で、一部のアスファルトだけが常に湿っている箇所を発見しました。
この状況から地中漏水の可能性が高いと判断し、専門の漏水調査会社へ依頼。
配管図面を基に音聴調査を行った結果、住戸専用庭の地中部分で最も大きな漏水音を確認し、漏水箇所を特定することができました。
手掘りによる掘削で給水管を修繕
調査結果を受け、水道工事業者による修繕工事を実施しました。
該当箇所は専用庭内で、周囲を柵に囲まれていたため重機の搬入ができず、すべて手作業で掘削を行う必要がありました。
掘削後、地中内で実際の漏水を確認し、一時断水のうえ破損した給水管を撤去。
新規配管への交換、防食処理、埋設復旧までを行い、無事に修繕を完了いたしました。
漏水原因と今後の再発防止について
今回の漏水は、
●地中に存在していた砕石等による局所的な圧力
●給水管自体の経年劣化
これらが複合的に影響した可能性が高いと考えられます。
また、漏水に伴い増加した水道料金については、事故扱いとして水道局へ減免申請を実施しております。
今回の件では、目視では確認できない地中漏水であったため発見に時間を要しましたが、日頃から水道使用量の推移を管理していたことで異常に気付くことができました。
管理会社の「気付き」が建物を守ります
賃貸管理は、単に入居者募集や家賃管理を行うだけではありません。
建物設備の異常を早期に発見し、適切な調査・修繕・業者手配・入居者対応・行政手続きまで一括して行うことが、管理会社の重要な役割だと当社は考えています。
特に築年数が経過した収益物件では、
●給排水設備の老朽化
●見えない箇所での漏水
●修繕費用の増加
●入居者満足度への影響
など、日常管理の質によって将来的な収益性が大きく変わるケースも少なくありません。
誠心不動産では、オーナー様の大切な資産を守るため、日常管理から修繕対応まで迅速かつ丁寧な管理体制を心掛けています。
「今の管理会社の対応に少し不安がある」
「建物管理をもっとしっかり任せたい」
そのようなお悩みをお持ちのオーナー様は、ぜひ一度ご相談ください。




