Column Detail 夫婦連帯債務での住宅ローン!離婚した場合どうなる?
2024/08/29
大型の台風10号が九州に上陸いたしました。近畿地方も今晩から大雨、明日には暴風域に入ると予報されています。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がありますので、今後の情報に注意してください。
本日のテーマ『夫婦連帯債務での住宅ローン!離婚した場合どうなる?』ですが、以前にもお伝えしたように不動産売却の理由で「離婚」は珍しいものではありません。
昨今の建築価格の高騰もあり、夫婦のどちらかの収入のみで融資が通らないケースも増え、夫婦の合算収入で融資を受ける連帯債務が増えて来ているそうです。
もちろん何事もなく住宅ローンを払い終えればいいですが、やはり離婚と言う状況も考えられます。
ただ夫婦の連帯債務で家を買った場合、離婚をしても債務が残ります。
ローンの残債を完済して抵当権を抹消するか、金融機関の承認を得て債権を夫婦どちらかの単独名義に切り替えるかしかありませんが、資金がある場合は別ですがたいていの場合、完済は難しいと思います。
単独名義に切り替える場合も、もともと単独で難しいから連帯債務にしているので、金融機関的にも属性にもよりますが簡単ではありません。
また離婚の際にどちらかが住み続けて、住んでいる方が慰謝料変わりに住宅ローンを払い続ける事も考えられます。
離婚が成立した場合に一方が旧姓に戻した場合は借入先金融機関への届け出が必要になりますが、住宅ローンが滞った場合、数カ月で主たる債務者に督促状が届き、放置されると連帯債務者にも届くことがあります。連帯債務者は、主たる債務者と同じく満額債権を支払う義務がありますし抗弁権もありませんから、延滞されれば自ら支払いをしなければなりません。
住宅ローンの残債にもよりますが、まずは売却を検討され、売却代金よりも残債が上回る場合は自己資金で補填することから始める事をお勧めいたします。
さらに詳細等をお聞かせいただけましたら担当スタッフが専属でお話を伺います。
当社では地域を理由を問わず積極的に不動産査定依頼や不動産売却相談を承っております。
不動産の種類としても土地・農地・山林・工場跡・集合住宅など様々な不動産にご対応いたします。
査定依頼をしたからといって必ず売らないといけないわけではございません。
また媒介契約後でも不動産が売却されない限り費用は一切発生しません。
・空き家状態の古い家がある
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・離婚に伴い今の家を売りたい
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