査定価格と売れる価格は...

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姫路市夢前町置本の「ヤマサ蒲鉾(かまぼこ)」本社工場の敷地内約6500平方メートルの丘陵地で約21万株のシバザクラが満開を迎えたそうです。

丁度4月いっぱいが見頃ということで、ゆっくりシバザクラを楽しんだ後にお土産の蒲鉾と天ぷら、食べ歩きの御供にチーカマドックはおススメです!

 

本日のテーマですが、皆様の大事な資産を不動産会社に仲介で売却をお願いする場合に気を付けていただきたいお話をさせていただきます。

 

当社のように不動産の査定を行う会社は大手や地元密着の業者も含め姫路市内にも沢山あります。

当社にご連絡いただけるほとんどのお客様が複数の不動産会社に査定依頼をされています。

その時に注意しないといけない事は、『査定価格』=『売れる金額』では無いということです。

 

 当社も含めて不動産会社のほとんどは、「多くの同業他社と比較されている」と感じています。

不動産会社としては売れる物件が無ければ商売にならないので、「実際には販売できない高額な査定を出してライバルを出し抜き、とにかく媒介契約を取ろうとする会社」が現れるわけです。

 

不動産は唯一無二の物なので、周辺環境や敷地の形状、細かく査定すればするほど査定額に違いが出ることは考えられます。

しかし、意図的に高すぎる査定を行う不動産会社には注意が必要です。

 

ではなぜ高額査定をする会社が要注意なのかと申しますと、「できるだけ高く売りたい」という売主様の心理をつき、意図的に高い査定額をつけて気に入ってもらい、専任媒介契約※1を取れるようにする事が目的となっているからです。

 

そのような不動産会社には大きく2つのパターンがあります。

 

ひとつは、「取引の経験が少ない」というパターンです。たとえば、新人の営業マンが一件でも多く専任媒介契約を取ろうとしてつい高値で査定してしまったり。これは意外に大手の不動産会社でも見受けられます。

 

また、売主様の物件のエリアをよく知らず、取引経験も少ない不動産会社が、物件の概要だけで査定を出してしまい、たまたま他社より高めになってしまうケースもあります。

地域の事情に疎く、的確な査定額が出せないということは、そのエリアでの販売活動に不慣れだということが予測されます。

内覧者の質問に答えられなかったり、効果的な広告が出せないなど、トラブルが発生する可能性が大きいと言えます。

 

もうひとつは、あえて高額査定をする悪徳業者。

相場より高い金額で売却活動を開始し、なかなか売れなければ「値下げしましょう」と値下げを繰り返し、結局は相場より低い価格で売り抜けてしまうパターンです。

仲介手数料を貰えさえすれば売主様に売却損が出てもおかまいなし。

最も注意が必要な不動産会社と言えるでしょう。

 

※1 専任媒介契約とは、1社とのみ契約を締結することができ、自分で買主を見つけて売買取引することも可能です。

 

当社のスタッフは地元に生まれ地元で育ったメンバーが査定をさせていただきます。

地域の状況や情報にも精通し、しっかりお話を伺い査定させていただきます。

「他社で査定したけどホントにこの価格?」などの疑問をお持ちでしたら一度ご相談ください。

 

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