Column Detail 住宅ローン金利のお話
2022/12/01
本日より師走に入り、いよいよ今年も残すところあと1ヶ月となりました。
年齢を重ねるたびに1年が早く感じます。
そして今日というより明日午前4時より運命の日本vsスペイン戦がキックオフです。
寝ないで観るか、早起きして観るかそれが問題です。
さて本日は少し住宅ローン金利のお話をしたいと思います。
以前に返済比率のお話をしましたが、実際に住宅を購入する際に初めて今の金利がどうなっているかを調べるのではないでしょうか?
では実際に住宅ローンの種類って何があるの?
①全期間固定金利
→借入の全期間にわたって金利を固定できるので、金利が上がった場合でも金利は変わらないが、やや金利が高い傾向にある代表的な例ではフラット35があります。
②当初固定金利
→一定期間(10年固定・20年固定など)の金利を固定できるが期間終了後に金利が上昇する可能性がある。固定期間が短いほど金利は安い。
③変動金利
→最も金利が低いが、将来的に金利が上昇するリスクがあります。
金利は毎月変動しているので、上昇することもあれば下落することもあることはご理解いただいたかと思いますが、今の金利は一体どうなっているのでしょうか?
①全期間固定金利→1.460%
②当初固定金利 10年固定→0.990%
③変動金利→0.380%
となっております。
調べると条件によってはもっと安い金利のところもあると思います。
ではリスクとされているここ約20年の金利の状況はどうなっているでしょうか?
全期間固定金利の場合、2004年ごろは3%台での推移でしたが、現在は約1.5%まで下落。
変動金利に関しても2008年あたりに2%に迫るところまで上昇しましたが現在は0.4%を切り、ここ15年ほど下落し続けて最低水準を維持しています。
例えば、現在弊社が販売しております書写台の新築住宅2480万円の物件を2008年当時の金利で購入すると
変動金利1.8% 35年ボーナスなし 2480万円借入の場合
→月々¥79,630‐の支払いになります。
では現在の金利で購入した場合
変動金利0.380% 35年ボーナスなし 2480万円借入の場合
→月々¥63,070‐の支払いになります。
金利が変わるだけでこれだけの差額が出てきます。
どの住宅ローンをご利用するかによっても変わりますし、将来的に金利が上昇する可能性も十分ございますが、この低金利の時代に住宅ローン控除や住宅取得に係る贈与税非課税措置など賢くマイホームを取得されることをお勧めいたします。